CASE INTERVIEW

「ここまで踏み込んでくれるのか」開発リソースの提供だけではない、発注前からの的確な指摘と圧倒的な推進力。

株式会社かいか - クラウド通信サービス・CTIシステム開発

通信販売業などを中心に、コールセンター向けのクラウドCTI(電話対応システム)と通信インフラを展開。ストック型のビジネスモデルを主軸に、顧客の運用に合わせたシステム構築を提供しています。

株式会社かいか プロジェクト実務責任者 河田氏
システム・プロダクト詳細
AI音声テキスト化システム

maimai

コールセンターの録音音声を自動でテキスト化する自社プロダクト。今回、AIを活用した「用途に応じた柔軟な要約機能」や「個人情報のマスキング(黒塗り)機能」を追加実装、さらにハルシネーションを抑制する「RAG(検索拡張生成)機能」を予定。

課題
  • 用途に応じた柔軟な要約や、個人情報を保護するマスキング機能の追加実装を急務としていたが、自社開発だけではスピード感に課題があった。
  • AIを実際の現場で運用するためのノウハウを補完してくれる、技術的な提案力を持つパートナーを必要としていた。
  • 追加機能の実装だけでなく、ビジネス視点で伴走してくれるパートナーが不在だった。
成果
  • AI要約機能やマスキング機能をわずか半年で実装し、オンスケジュールでの先行リリース準備が完了した。
  • ユーザー目線に立った的確な仕様提案により、ただ動くだけでなく、実際のビジネス現場で「本当に使える」システムが完成した。
  • 技術力の高さやコミュニケーションの正確性が評価され、新規開発にとどまらず既存システムの保守移管など、中長期的なパートナーシップの構築に繋がった。

本事例は、株式会社かいか様が提供する自社プロダクト「maimai」のAI追加機能開発支援です。

コールセンターの音声をテキスト化する同システムにおいて、テキスト化されたデータをさらにビジネスで活用するための「AI要約機能」や、コンプライアンス要件に応える「マスキング(黒塗り)機能」の開発をご相談いただきました。

かいか社では、顧客の運用に合わせた機能追加を急ぐ一方で、既存の開発体制におけるスピード感や提案力に課題を感じていらっしゃいました。AI機能を実装・運用するノウハウを補完し、より早く高品質に形にしてくれるパートナーを探されていました。

NativeAIでは、発注前の段階からビジネス視点での深いヒアリングを行い、単なる機能開発にとどまらず、現場での運用を見据えた仕様策定から実装までを一貫して支援することで、長期的なパートナーに選んでいただきました。

本記事では、複数ベンダーのマネジメントを担うプロジェクト実務責任者の河田様の視点から、NativeAIをメインパートナーに選んだ理由や、その伴走体制のリアルな評価についてインタビュー形式でお届けします。

「ここまで自分たちのビジネスの側に立って真剣に向き合ってくれるのか」

——そう語って頂いた背景を紐解いていきます。

maimaiの開発状況と、今回の機能追加に至った背景を教えてください。

今回ご相談させていただいたのは、「maimai」というコールセンターの録音音声を自動でテキスト化する自社プロダクトの追加機能開発です。

開発着手から1年半ほどが経過したタイミングで、「ただテキスト化するだけでなく、もっとAIを活用してお客様の運用に合わせた機能を追加したい」という強いニーズが浮上してきました。例えば、社内評価用や顧客報告用など用途に応じた「柔軟なAI要約機能」や、コンプライアンスの厳しい業界のお客様に向けた個人情報の「マスキング(黒塗り)機能」です。

既存の開発体制では、具体的にどのような壁にぶつかっていましたか?

もともと社内のリソースや既存の委託先と開発を進めていました。しかし、当社の代表が機能追加を急ぎ、速やかな開発が求められる中で、現行の開発体制では、スピードと技術的な提案力の両面で限界を感じていました。そこで、より早く高品質なAI機能を実装できるパートナーを探し始めたのです。

NativeAIに問い合わせるまでに、どのような検討をされていましたか?

フットワークの軽さやコスト感の適合といったベースの部分はもちろん確認しました。ただ、今回は単に「コードを書いてくれる会社」ではなく、AIを実際のビジネス現場で機能させるためのノウハウを補完してくれるパートナーを探していましたので、技術的な提案力があるかどうかを特に重視していました。

初回の打ち合わせで、何が決め手になりましたか?

お問い合わせをして、初めてオンラインで打ち合わせをした時のことは今でもよく覚えています。私たちが「こういうことをやりたい」と伝えたところ、御用聞きのようにただ受け入れるのではなく、「それを実現するなら、この仕様も検討が必要ですね」「現場ではどのように運用される想定ですか?」と、システムをビジネスとして機能させるための本質的な質問を次々と投げかけてくれたんです。

「まだ発注もしていない段階から、ここまで自分たちのビジネスの側に立って真剣に向き合ってくれるのか」と驚きました。NativeAIさんなら、単なる外注先ではなく、共にシステムを作り上げる本物のパートナーになってくれると確信した瞬間でした。

インタビューの様子

実際に開発が始まって、進め方や体制についてどう感じましたか?

完全にオンスケジュールで進んでいます。その要因は、要件定義の緻密さと、ドキュメントベースでの合意形成が徹底されている点にあると思います。

開発に着手する前に、何をいつまでにどう作るのかをテキスト化し、明確なドキュメントをもとに打ち合わせを行います。スケジュールに関しても濁した言い方は一切せず、はっきりとコミットしてくれます。

また、NativeAIさんはコミュニケーションにおいても、ストレスが驚くほど少ないです。テキストコミュニケーションのレベルが非常に高く、技術的な込み入った話でもしっかりとキャッチボールが成立します。仕様の認識にズレが生じた際も、すぐに建設的な議論ができる方ばかりです。

印象に残っている具体的なやり取りや場面はありますか?

二つあります。一つは、NativeAIさんがあまりにも頼りになることから、新規機能の開発の合間に、既存のシステム基盤に関しても「根本から見直した方がいいでしょうか?」といった、非常にフワッとした相談をさせていただきました。すると、わずか1週間ほどで詳細な技術ドキュメントと概算見積もりを出してくれたんです。アウトプットの質とスピードが伴っている点が素晴らしいと思います。

もう一つは、maimaiの要約機能を使って「オペレーターの応対品質をAIで点数化して社内評価に使いたい」と相談した際のことです。NativeAIの担当者さんは即座に「それをシステムとして組むためには、どう評価するかという『評価基準』をきっちり定義する必要があります」と的確な返答をくれました。AIに指示を出して、なんとなくそれらしい点数を出すことなら簡単にできるはずです。しかし、それを「実際のビジネスの現場で使えるレベルのシステム」にするためには、人間側が意思を持って基準を決めなければいけない。技術的な実現性だけでなく、ユーザーの運用目線に立った的確な指摘を瞬時にしてくれる。このプロフェッショナルとしての頼もしさは、本当にありがたかったです。

打ち合わせの様子

現在の成果と、今後の展望を教えてください。

現在、maimaiの追加機能はお客様への先行リリースを控えている段階ですが、デモをお見せした際「ここまで用途に合わせて要約を作り込めるのか」と驚きの声をいただきました。ストック型のビジネスにおいて、顧客生涯価値、すなわちLTVを向上させる強力なAI機能を提案できるようになった価値は計り知れません。今後は、新人オペレーターのミスを防ぐためのRAG(検索拡張生成)機能の導入も進めており、さらなる精度の向上を期待しています。継続的なパートナーとして非常に信頼しています。

また、NativeAIさんは、全社的に判断基準がブレないのが素晴らしいと思います。ルールに対しては厳格ですが、イレギュラーな事態には柔軟に対応してくれる。この安心感から、来月以降はシステムの保守のメインもNativeAIさんに移行することを正式に決定しました。

NativeAIは、どのような企業に向いていると思いますか?

一番に思い浮かぶのは、中小企業やベンチャー企業ですね。限られた予算とリソースの中でシステム開発を成功させるのは至難の業です。パッと見の見積の安さだけで依頼先を選んだり、自社で無理に抱え込んだりすると、結果的にプロジェクトが重たくなってしまうことも少なくありません。

NativeAIさんは、ただコードを書く開発会社ではありません。技術的・ビジネス的な視点から的確に意見を言ってくれるPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)的な役割まで担ってくれます。これだけ厳密かつ誠実なパートナーシップを築ける企業はそう多くないはずです。

「AIを使ってビジネスを良くしたい」という意思さえこちら側でしっかり持っていれば、漠然とした相談からでも、最適な実現方法を共に考え、高い推進力で形にしてくれます。AI開発のパートナー選びに迷っている企業には、ぜひ一度NativeAIさんに相談してみることをおすすめします。

まとめ - 編集後記 -

コールセンターシステムを支える株式会社かいか様が挑んだ、自社プロダクト「maimai」のAI機能拡張。

NativeAIは単なる開発リソースの提供にとどまらず、ビジネスの本質を見据えた的確な指摘と圧倒的な推進力で伴走しました。発注前からの運用を見据えた提案や基準の定義といった的確な関与は、まさにNativeAIが目指している真のパートナーとしての支援の形そのものです。

今後はRAG機能の追加や保守移管も含め、かいか社のビジネスがNativeAIの支援と交差しながらさらにどう進化していくのか——弊社としてもこれからのご支援が楽しみです。

AIサービスの機能拡張や自社開発の壁打ちをしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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