「"その機能は本当に必要ですか?"に本物を感じた。」開発リソースの提供だけじゃない、NativeAIが支えたPoCのリアル。

グローバルな視点でITコンサル・SES・自社プロダクト開発を手がける企業。グローバル化を促進し、IT業界における不平等を解消することを目指しています。

リアルタイムオンライン通訳アプリ
Gloavantは日本語とベトナム語間の言語障壁をAIで解消するAI通訳サービス。Zoom Web版での会議中に音声をリアルタイムで翻訳・字幕表示するツールです。話者の音声を自動認識し、瞬時に翻訳された内容を字幕として画面に表示、議事録の自動作成にも対応。
- AI通訳サービスを立ち上げたいという構想はあったが、ノウハウが社内に乏しく具体的な進め方が見えなかった。
- AI技術、とくに音声生成や音声処理系の知見が社内にほとんどなく、技術的に実現可能か判断できない状態だった。
- 社内エンジニアだけで進めるには、時間的・人的リソースが不足しており、スピード感を持った実行が難しいと感じていた。
- PoCフェーズにおける設計・優先順位付け・開発のスコープ設定まで一貫してサポートを受け、実行可能なロードマップとして具現化された。
- 複数のAI技術を比較・評価し、現状のAI技術でできること/できないことが明確化。今後の方向性を見極めるための技術的知見が蓄積された。
- PoCの要件整理から調査・実装・検証までをわずか1ヶ月で完遂。スピード感と柔軟性のある体制に価値を感じ、契約の継続に繋がった。
本事例でのご依頼は、新規事業であるAI通訳ツール「Gloavant(グローバント)」の構想を形にするための開発支援です。
新規事業の立ち上げに向けて、限られた期間と予算の中でプロトタイプを開発し、技術的な実現性とサービスとしての可能性を検証しました。
Gloavant社では、日本語×ベトナム語というニッチな言語間における「翻訳の壁」を、AIの力で乗り越えたいという構想をお持ちでした。しかし、サービスを立ち上げるだけのAIに関する知見や開発体制が社内に乏しく、ゼロから進めるには大きな負担を感じていらっしゃいました。
NativeAIとディスカッションする中で選ばれたのが、「まずは1ヶ月で動くものをつくって技術検証をする」というスモールスタートのPoC(概念実証)というアプローチです。
本記事では、Gloavant社とNativeAIがタッグを組んで挑戦したAI通訳サービスのPoC支援の舞台裏を、代表の宮地さんの視点からインタビュー形式でお届けします。
「うちのようなベンチャーこそ、こういうパートナーが必要なんです。」
——そう語って頂いた背景を紐解いていきます。
ご相談いただいた背景は?
今回ご相談させていただいたのは、AIを活用した翻訳・通訳ツールを立ち上げたいという構想が出発点でした。弊社はグローバル展開を目指している会社で、大企業向けにITコンサルティングをメインに行なっています。そのため、開発メンバーもいるIT会社ではあります。
ただ一方で、AI領域はもちろん、ゼロからプロダクトを立ち上げる知見や開発体制が社内に十分あるとは言えず、仮に自分たちだけでやろうとすると、人材確保にもコストにも時間がかかる。それがずっとボトルネックになっていました。
そんな中で、開発経験が豊富で、かつAI分野にも強みを持つNativeAIさんとご一緒できたら、このアイデアを現実にできるかもしれない——そう思い、相談をさせていただいたのが今回のきっかけです。
NativeAIを選んでいただいた理由は?
NativeAIが決め手になったのは大きく2つです。
一つは、スモールスタートへの柔軟さです。
今回は最初は小さいMVPを作って効果を検証しようと思っていたのですが、いま考えると最初は結構モリモリの機能セットを持って行って「こういうのを作りたいんです」って伝えたんです。
すると「検証したい目的やゴールはなんですか?」「それはどうやったら機能に落とし込んで検証できますか?」「そもそもこの機能って本当に必要ですか?」みたいな率直なディスカッションをしてくださって、最終的には「じゃあ、まずZoomベースで極小規模からいきましょう」ということで、MVP開発からPoCへの検証に舵を切りました。
普通に考えたらMVP開発のほうが儲かるはず。相談者のためにあえて費用の安いPoCから始める提案をしてくれる。こんな形で"小さく始める設計"に自然と寄り添ってくれたのがありがたく、ここが最大の決め手でした。
もう一つは、AIや新規サービス開発に対する圧倒的な知見。
お二人とも実際にゼロからプロダクトを立ち上げた経験が豊富で、「ただ作る」だけでなく、事業の立ち上げ文脈でどう動くべきかを熟知されている。これは立ち上げフェーズにおいて非常に心強かったです。
それに、やっぱり人柄の安心感も大きかったですね。形式張らず、こちらの熱量や課題感に寄り添ってくれるスタンスで、「一緒にものを作るパートナー」として任せられると思えました。
プロジェクトは順調に進行しましたか?
はい、非常にスムーズに進行したと思います。
まずこちらから要件をお伝えしたあと、NativeAIさんの方で技術調査を先行して進めていただき、その調査結果を踏まえて改めて開発方針をすり合わせました。
そして、合意した仕様に基づいてプロトタイプの構築→テストという流れで、非常に無駄のない進め方をしていただきました。
体制面では、私が弊社側の窓口となって進めていたのですが、NativeAIさん側ではCTOの志手さんがフロントに立って要件把握から進行管理まで一貫して対応してくださっていたのも大きかったです。
やりとりもスムーズで、開発会社でよくある「契約前に聞いていたよりクオリティが低いぞ…?」みたいな不満も一切なかったですね。
結果として、わずか1ヶ月という短い期間でも、しっかりと成果を確認できる形でPoCを終えることができたと思っています。

NativeAIの"ここが良い"と感じる点はありますか?
高品質な開発リソースを安価に提供いただける点はもちろんですが、私は「開発リソース以外」の部分にこそ、NativeAIさんの強みがあると感じています。特に印象だったのは、"サービスを立ち上げる経験者ならではの目線"を持って伴走してくれたことです。
石塚さんも志手さんも、過去に自らサービスをゼロから立ち上げされた経験を持たれているので、単に「言われたものを作る」のではなく、「この機能って本当に必要?もっとこうしたら良くなるのでは?」といった事業視点での提案を常に投げかけてくださいました。
また、コミュニケーション面でもとても安心感がありました。要件のキャッチアップも的確で、細かなニュアンスもしっかり汲み取っていただけたので、こちらのイメージがズレなく形になっていく感覚がありました。
「こちら側のチームの一員」として一緒に動いてくれる感覚があり、プロダクトオーナーとして非常に心強かったですね。
NativeAIへの評価をお願いします
今回のPoCは、正直こちらとしても「どう転ぶかわからないチャレンジ」だったのですが、結果としては非常に満足度の高い取り組みになりました。
PoCの目的であった技術検証の面では、たとえば日本語とベトナム語のような難易度の高い言語ペアにおける限界や可能性を把握できたことに、複数のAI技術を比較して現時点での最適解を見出せたことなど、得られた知見は大きかったです。
さらに、技術だけでなく、プロジェクト全体の進め方、スピード感、人との距離感も含めて「一緒にやってよかったな」と思えた点が多かったですね。継続的なパートナーとして非常に信頼しています。
「こういう人たちと一緒にプロダクトを育てていけたら楽しいだろうな」と素直に思えました。
NativeAIはどのような企業にお勧めできますか?
一番に思い浮かぶのは、これから新しいサービスを立ち上げたいと考えているスタートアップやベンチャー企業ですね。
弊社Gloavantも、創業からまだ1年ほどのいわゆる「ベンチャーど真ん中」なフェーズですが、そういった会社にとっては、社内に十分な開発リソースやAIの専門知識がない中でも、スモールスタートで一歩踏み出せるというのが大きな魅力だと思います。
また、新しいサービスやAIの活用に挑戦したいマインドな方々は一定おり、そこのニーズは必ずあるはずです。NativeAIさんであれば、そのようなプロジェクトにも対応できる開発体制とフロント品質の高さがあると思います。
まとめ - 編集後記 -
ITコンサル会社のGloavant社が挑んだのは、これまで経験がない「AIを使った自社サービス」の立ち上げでした。
AIサービスの新規事業立ち上げという不確実性の中でも、NativeAIは技術的な知見と事業立ち上げの両面から伴走し、1ヶ月という短期間で確かな手応えを提供させて頂きました。
これからサービスを立ち上げる企業に対して、開発リソースの支援だけでなく、「一緒に事業を育てていく伴走者」として支援する姿勢も、まさにNativeAIが目指している支援の形です。
Gloavant社の今後の挑戦が、NativeAIの支援と交差しながら、どんなプロダクトが生まれていくのか——弊社としてもこれからのGloavantの開発支援が楽しみです。
AIサービスをディスカッションベースで検討したい方、まずは壁打ちしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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